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JJCommander ユーザーズガイド
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1998-08-27
|
22KB
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492 lines
□■ JJCommander ユーザーズガイド v1.x ■□
ハ
【目次】
◆JJCommander って何?
◆インストール/アンインストール
§インストール
§アンインストール
◆マニュアルの参照
◆ウィンドウの説明
§ アイコンへのドラッグ&ドロップ
§ キー操作一覧
§ ショートカット一覧
◆ランチの方法
§ファイル名を入力し実行
§ヒストリを呼出し実行
※補足:記憶しているファイルを移動/削除すると
§ファイルを検索し実行
§入力フィールドのクリア
§メッセージエリアに表示するメッセージ
※補足:フルパス
◆動作環境の設定
§ヒストリに関する設定
§ファイル検索に関する設定
§ウィンドウについての設定
※注意:起動時にウィンドウが表示されない場合は
§キースクリプトの設定
§動作音のミュート
§ホットキーの設定
◆ヒストリのメンテナンス
§ヒストリのロック
§ヒストリの削除
§ヒストリにユーザーコメントを付加
§処理ボタンの説明
§一覧からランチ
§ドラッグ&ドロップ
◆TIP
§エイリアスを使った便利な使い方
※補足:エイリアスの作り方
§ヒストリを使った便利な使い方
§万が一のために
◆ひとり言
______________________________________
◆JJCommander って何?
JJCommander は少し変わったランチャーです.
ファイル名を入力してドキュメントやプログラムを起動できます.ファイルの検索機能も兼ね備えているので,部分的にしかファイル名を覚えていなくても,検索し実行することができます.入力したファイルのヒストリも自動的に作るので,一度実行したファイルは覚えてます.使い込む程に便利になっていきます.
Macintosh のファインダーはとても使いやすくて便利なんですが,ファイルが多くなってフォルダの階層が深くなってくると,目的のアイコン(ファイル)を表示するのに何度もフォルダを開かなくてはなりません.デスクトップに置くランチャーも,アイテムの数が多くなってくるとごちゃごちゃして見辛くなることもあります.JJCommander はコマンドベースのランチャーなので,ウィンドウも小さくとてもシンプルです.必要なのは多少の記憶力だけです(笑).
◆インストール/アンインストール
§インストール
このマニュアルが読めているということは,ダウンロードが完了し,ファイルの解凍が終わっているはずですから,そこからの説明にします.
解凍後に下記のアイコンができているはずです.ダブルクリックで起動してください.
ハ
ユーザー登録が完了していないと下記のダイアログを表示します.
ハ
とりあえず JJCommander を使ってみたい場合は「試用」ボタンを押して下さい.
ユーザーIDを取得している場合は,利用者の氏名を UserName に(30文字以内/漢字なら15文字),ユーザーIDを UserID に入力し「登録」ボタンを押して下さい.ユーザー登録が完了すると完了メッセージを表示し,次回起動からこのダイアログを表示しません.
ユーザーIDを間違えて「登録」ボタンを押してしまった場合は,一度を終了し再度 JJCommander を起動後に再入力して下さい.
ユーザーIDの取得方法については「かならず読んで下さい」を参照して下さい.
§アンインストール
JJCommander を削除するには,解凍後にできた全てのファイルをごみ箱に捨てて下さい.
一度でも起動すると「システム」フォルダの「初期設定」フォルダに「JJCommander Preferences」が作成されるので,気になるようならこれもごみ箱に捨てて下さい.
◆マニュアルの参照
このマニュアルは JJCommander 起動中に「ヘプル」メニューからいつでも参照できます.ただし JJCommander と同じフォルダに「マニュアル」フォルダを置かなければなりません(解凍後はそうなっています).
◆ウィンドウの説明
ハ
§ アイコンへのドラッグ&ドロップ
ヒストリの表示や,フィル検索(◆ランチの方法の§ヒストリを呼出し実行/§ファイルを検索し実行を参照)で表示したファイルのアイコンを「アイコン確認」エリアへ表示します.表示ファイルがアプリケーションの場合は,このアイコンに書類をドラッグ&ドロップすることで,その書類を,表示しているアプリケーションで開くことが出来ます.
ドラッグ&ドロップが有効なときは,アイコンの周りに青の枠を表示します.
ただし,青の枠を表示 していても,そのアプリケーションで開けるタイプの書類のみ ドラッグ&ドロップ可能となります.ドラッグ中に,アイコン部分がハイライトするかどうかで確認できます.
(ResEdit など何でもドロップできるアプリケーションは,フォルダ以外ならなんでもドロップします)
§ キー操作一覧
Enter/Return:入力ファイルのランチ
TAB :ヒストリ表示中なら最新のヒストリを表示
検索表示中なら次に検索ファイルを表示
↓[矢印下] :TAB と同じ
Shift+TAB :ヒストリ・検索ファイル表示を1つ戻す
↑[矢印上] :Shift+TAB と同じ
Option+TAB :入力フィールドの内容から前方一致でファイルを検索
ESC :入力フィールドクリア(ヒストリ順・検索設定もクリア)
§ ショートカット一覧
Cmd+1 :検索経路をシステムボリュームに指定
Cmd+2 :検索経路をマウントしている全ボリュームに指定
Cmd+[ :検索一致方法を前方一致に指定
Cmd+] :検索一致方法を部分一致に指定
Cmd+. :検索の中止(途中までの検索結果は有効)
Cmd+R :ヒストリをクリア(ロックしているヒストリは残す)
Cmd+L :ヒストリメンテナンスダイアログを表示
Cmd+H :サスペンドでウィンドウを隠す設定を切替
Cmd+M :動作音をミュート
Cmd+K :ホットキーの設定
Cmd+Q :終了
◆ランチの方法
特に面倒な設定をしなくても,そのまますぐに使えるように設定してあります.
動作環境をカスタマイズしてから使いたい場合は,次章の「◆動作環境の設定」を先に読んで下さい.
§ファイル名を入力し実行
ファイル名を入力して「Return」または「Enter」キーを押すと,入力したファイルを検索し実行します.ファイルが書類の場合は,それを作成したアプリケーションを起動しファイルを開きます.
入力したファイル名がヒストリ(ヒストリについては後述)に登録してある場合はそれを実行します.ヒストリからみつからなかった場合,ファイルを「◆動作環境の設定」の「§ファイル検索に関する設定」で指定した経路(ボリューム)から検索します.ファイルが見つからなかった場合は「実行できませんでした」とメッセージエリアに表示します.
同一名称のファイルが存在する場合(ヒストリでもボリュームでも),先に見つかったファイルを実行します.同一名称が考えられる場合は「§ファイルを検索し実行/§ヒストリを呼出し実行」で次々と検索しながら目的のファイルを見つけて実行して下さい.
§ヒストリを呼出し実行
一度実行したファイルは,ヒストリとして最新の64個を記憶しています.実行できなかった場合も記憶します.(設定により実行できた場合のみ記憶するように変更可能)
ヒストリを呼び出すには TABキーを押して下さい.最新のものから順次表示します.Shift+TABは,その逆順に表示します.
先頭文字を何文字が入力して TAB(Shift+TAB)を押すと,先頭文字にマッチしたヒストリのみを表示します.(英字の大文字小文字はどちらでも構いません)
表示したヒストリは「Return」または「Enter」を押すとそのまま実行します.
表示したファイル名を途中で変更(キー入力等で)すると,ヒストリの呼出順をキャンセルして,変更した内容で新たなヒストリの呼出が始まります.
「オプション」メニューから「記憶をなくす(Cmd+R)」を選ぶと現在のヒストリを全て破棄します.ただしロックされているヒストリは対象外となります.ヒストリのロックについては,「◆ヒストリのメンテナンス」の「§ヒストリのロック」を参照して下さい.
ヒストリの記憶で,すでにヒストリ中にあるファイルを処理した場合は,そのヒストリの呼び出し順を先頭にし,新たにヒストリの追加は行いません.
補足:記憶しているファイルを移動/削除すると
記憶した時に存在したファイルが,既に移動/削除されている場合は「ファイルが見つかりません」とメッセージエリアに表示します.このまま「Return」または「Enter」を押すと再度検索を試み,見つかれば実行します.
§ファイルを検索し実行
検索したいファイル名の最初の何文字かを入力します.(1文字以上で,英字の大文字小文字はどちらでも構いません)
次に Option+TABキーを押すと,入力した文字にマッチ(前方一致/部分一致を指定可能)するファイルを検索し,見つかった場合は最初の1件を表示します.ここで「Return」または「Enter」を押すとそのまま実行できます.
次(前)の検索結果を表示したい場合は,TAB(Shift+TAB)を押して下さい.最後まで検索すると「最後まで検索(検索ファイルが有る場合先頭へ)」とメッセージエリアに表示し検索の表示順を先頭に戻します.Shift+TAB で先頭へ戻った場合は「先頭に戻りました」とメッセージエリアに表示します.TAB(Shift+TAB)を,ヒストリの呼出に戻したい時は ESCキーを押して下さい.
ファイルを検索のモードになっている場合はコマンドマークが下記のように変化します.
ハ
検索中は砂時計カーソルになっています.検索を途中で止めたい時は,Cmd+.(ピリオド)を押して下さい.タイミングにより効きが悪い時は何度か押してみて下さい.中断したときは「検索を中断しました.ここまでの検索結果は XX 件です」とアラートメッセージを表示します.中断までに検索した結果は有効です.
表示しているファイル名を途中で変更(キー入力等で)すると,検索結果は無効になります.新しい条件で再検索する場合は,もう一度 Option+TABキーを押して下さい.
ファイルは「◆動作環境の設定」の「§ファイル検索に関する設定」で指定した経路から検索します.
§入力フィールドのクリア
ESCキーを押すと,入力フィールドをクリアします.また同時に,ヒストリの表示順番を初期にもどし,Option+TAB によるファイル検索も無効にします.
§ メッセージエリアに表示するメッセージ
メッセージエリアには,状況に応じてインフォメーションを表示します.
・ファイル名を入力してください
起動時か ESCキーを押した時に表示します.
・実行しました
ランチが正常にできたときに表示します.
・実行できませんでした
入力したファイルをランチできなかったときに表示します.
(ファイルが見つからなかった等)
・ファイルが見つかりません
ヒストリ表示で,以前に入力したファイルが見つからないときに表示します.
・最後まで検索(検索ファイルが有る場合先頭へ)
Option+TAB の検索結果を TABキーで最後まで表示したときに表示します.
・先頭に戻りました
Option+TAB の検索結果が Shift+TABキー先頭に戻ったときに表示します.
・Memo>xxxxx ユーザーコメントを表示
ユーザーコメントが登録してあるヒストリを表示したときに現れます.ユーザーコメントの登録については「◆ヒストリのメンテナンス」を参照して下さい.
・Path>xxx:xxx: (パス)表示している場合
Option+TAB の検索結果を表示中と,ヒストリ表示で以前に実行できたファイル表示中に,ファイル有るフォルダのフルパスを表示します.長い場合は真ん中を端折って(...)で表示します.ウィンドウを広げると端折った部分を表示します.フルパス文字が250文字を越える場合は正しく表示できませんが処理に影響はありません.
※補足:フルパス
フルパスとは,ボリューム名から目的のファイル名までを「:」コロンで繋いだものです.例えば,MacintoshHD ボリュームの,Applicationフォルダの Target フォルダは,下記のように表現します.
MacintoshHD:Application:Target:
◆動作環境の設定
JJCommander の動作環境は「オプション」メニューから設定します.
ここでの設定は,アプリケーション終了後も記憶しています.
§ヒストリに関する設定
JJCommander で入力したファイルは,最大で64個まで記憶します.64を越えると古い物から消えていきます.「起動時には記憶をなくす」をチェックしていなければ,アプリケーション終了後もヒストリは残っています.
記憶したファイル名は TAB(Shift+TAB)キーの押下で簡単に呼び出すことができます.ヒストリの利用方法については,前述の「◆ランチの方法」の「§ヒストリ呼出し実行」で説明しています.
・記憶をストップ
ヒストリに記憶するのを中止します.
・実行できないときは記憶しない
ランチできなかったときはヒストリに記憶しません.
・起動時に記憶をなくす
ヒストリを削除した状態で起動します.
ロックされているヒストリは「起動時に記憶をなくす」やヒストリの最大件数超過で削除しません.ヒストリのロックについては,「◆ヒストリのメンテナンス」の「§ヒストリのロック」を参照して下さい.
ヒストリは一覧による確認ができます.詳細は「◆ヒストリのメンテナンス」を参照して下さい.
§ファイル検索に関する設定
「◆ランチの方法」で説明したように JJCommander は入力したファイルを検索し実行します.
検索には2種類あります.1つは入力したファイルを直接検索し実行する場合と,部分入力したファイル名とマッチするファイルを Option+TABキーで検索する場合です.いずれも「検索範囲の設定」で指定した検索の経路から「検索一致条件の設定」によりマッチしたファイルを探します.
Option+TABキーで検索後に,検索経路や一致条件を変更すると,直前に Option+TABキーで検索した結果は無効になります.
検索経路は「検索範囲 の設定」サブメニユーからチェックして下さい.いつでも素早く切り換えられるようにショートカット(Cmd+1,2)を設定してあります.
・システムボリューム(Cmd+1)
検索はシステムの有るボリュームのみ
・全てのボリューム (Cmd+2)
検索はマウントされている全てのボリューム(ネットワークも含む)
現在の検索経路の設定はウィンドウの右上に下記のインジケータで示してます.
ハ
検索一致条件の設定は「検索一致条件の設定」サブメニユーからチェックして下さい.いつでも素早く切り換えられるようにショートカット(Cmd+[,])を設定してあります.
・前方一致 (Cmd+[)
先頭文字から検索文字が一致しているファイルを検索
・部分一致 (Cmd+])
検索文字がファイル名のなかの一部と一致しているファイルを検索
現在の検索一致の設定はウィンドウの右上に下記のインジケータで示してます.
ハ
検索一致の例
下記のようなファイルが対象にあった場合,「Mac」を検索文字とすると,それぞれのモードでのヒットは下記のようになります.(大文字小文字はどちらでも可)
対象ファイル
Macintosh
iMac
PowerMac
前方一致の場合は「Macintosh」のみヒット
部分一致の場合は全てにヒット
§ウィンドウについての設定
JJCommander は,プログラムがサスペンドしたときに(一番手前のプログラムでなくなったとき)にウィンドウを隠すことができます.
また,サスペンドで隠したウィンドウやバックグラウンドにあるウィンドウを,ホットスポットにカーソルを移動することによりアクティブにし表示することができます.
サスペンドでウィンドウを隠す場合は「サスペンドでウィンドウを隠す」をチェックして下さい.
ホットスポットは「ホットスポットの設定」から画面の4隅または「なし」を指定できます.他にホットスポットを利用するようなプログラムが有る場合は,重複しない位置に指定してください.ホットスポットを「なし」にした場合は,メニューバーのタスクアイコン(右上隅のアイコンのこと)から JJCommander を選ぶとウィンドウを復帰できます.
JJCommander をアクティブにするにはホットスポット機能以外にホットキーを利用する方法もあります.後述の「§ホットキーの設定」を参照して下さい.
※注意:起動時にウィンドウが表示されない場合は
ウィンドウ(ヒストリメンテナンスダイアログも含む)の位置と大きさは,前回に起動していた位置と大きさを記憶しています.
Macintosh が何らかの原因で異常終了した場合,位置と幅を記憶しているファイルが壊れ,ウィンドウが表示されない場合があります.この場合 Shiftキーを押しながら JJCommander を起動して見て下さい.これでもダメな場合は最後の手段として「システム」フォルダの「初期設定」フォルダの「JJCommander Preferences」をごみ箱に捨てて下さい.ただしヒストリも含め全ての設定情報はなくなります.
§キースクリプトの設定
「Roman スクリプトに切換」をチェックすると JJCommander がアクティブ(一番手前のプログラム)になると,キースクリプトを「Roman(U.S.)」に自動的に切り換えします.アクティブでなくなると以前のスクリプトに復帰します.
ファイル名に,日本語より英数字を多く使っている場合にチェックしておくと便利です.(デフォルトは未チェックです)
この設定は,次に JJCommander がアクティブになったときから有効になります.
§動作音のミュート
ラウンチ時とホットスポットからのウィンドウ回復時にサウンドで通知します.このサウンドを止めたい場合は「動作音のミュート」をチェックして下さい.
§ホットキーの設定
ショートカットを利用していつでも JJCommander をアクティブにできます.ショートカットは「オプション」メニューの「ホットキーの設定...」で設定できます.ファンクションキーの付いているキーボードを利用している場合はファンクションキーも利用できます.
ショートカット(ファンクションも含め)は,若干長めにキーONした方が効きが良いと思います.何度か試してタイミングを見て下さい.
ハ
「ショートカットを利用」で,ショートカットに Cmd キーを含めない場合,フロントプロセスがエディタのような文字入力を行っているプロセスでは Shortcut Key で指定した文字が入力されてしまいます.なるべくショートカットには Cmd を含めるようにして下さい.(含めなくても設定はできます)
「ショートカットを利用」で,Cmd のみをチェックした場合は,フロントプロセスとショートカットが競合する可能性が高くなります.なるべく Opt / Ctrl との併用をお勧めします.
「ショートカットを利用」で,Cmd / Opt / Ctrl のうち2つ以上をチェックすると Shortcut Key を「なし」に設定できます.この場合は Shortcut Key のキーなしでホットキーになります.たとえば Cmd と Opt をチェックすると Cmd + Opt だけで JJCommander をアクティブにできるようになります.
JJCommander はエクステンション等ではなくアプリケーションなので,バックグラウンドにいるときの空き時間でキースキャンしホットキーを判定しています.これによりコンフリクトの恐れはありませんが,他のプログラムが何か処理をしている最中は,その処理が完了するまでホットキーのショートカットの効きません.
◆ヒストリのメンテナンス
「オプション」メニューから「ヒストリのメンテナンス」を選択すると,現在記憶中のヒストリをアイコン付きで一覧できます.ヒストリが1件もない場合は選択できません. ヒストリ一覧は,最新のものから表示しています.
ハ
ヒストリを更新するのは「完了」ボタンでウィンドウを閉じた時です.「キャンセル」を選ぶと処理しません.メンテナンスを最初からやり直したい場合は,一度「キャンセル」して再度ヒストリのメンテナンスを選んで下さい.
「完了」ボタンは,内容の更新がないときは選択できなくなっています.
ポップアップメニューも下記のショートカットが利用できます.
ロック/アンロック Cmd+L
削除マーク/削除マーク取消 Cmd+D
コメント設定 Cmd+I (アルファベットのアイ)
Deleteキーは,ロック/アンロックに対応しています.
ESCキーは「キャンセル」に,Return/Enterキーは「完了」に,それぞれ対応しています.
§ヒストリのロック
一覧からののポップアップで「ロック」を選ぶと「鍵」アイコンが付きます.ロックしたヒストリは,「オプション」メニューの「記憶をなくす」「起動時に記憶をなくす」や,ヒストリが最大を越えた時の削除対象から除外します.
「鍵」アイコンの付いたヒストリは一覧からのポップアップ「アンロック」でロック解除できます.
§ヒストリの削除
一覧からののポップアップで「削除マーク」を選択するとアイコンに「×」マークが付きます.ロックしているヒストリもマークできます.
「×」マークの付いたヒストリは一覧からのポップアップ「削除マーク取消」で「×」マークを消します.
§ヒストリにユーザーコメントを付加
ヒストリの中で,ランチに成功しているもの(実行できるもの)については,ユーザーが任意のコメントを登録できます.ポップアップから「コメント設定...」を選択すると入力ダイアログが現れるので,60文字(漢字なら30文字)以内のコメントを入力して下さい.
このコメントは,TAB(Shift+TAB)でヒストリを呼び出した時,メッセージエリアに表示します.
§処理ボタンの説明
「処理」ボタンは,その上にあるポップアップメニューから処理を選択し実行します.
・実行できないヒストリに削除マーク
実行出来ない(実行出来ないときのアイコンが付いている)ヒストリ全てに削除マークを付けます.
・全てに削除マーク
ロックに関係なく全てに削除マークを付けます.
ロックを残して削除する処理は「オプション」メニューの「記憶をなくす(Cmd+R)」で処理できます.
・全ての削除マークを取消し
現在付加している全ての削除マークを取り消します.
・実行可能なヒストリをロック
実行できるヒストリにロックマークを付けます.
・全てのロックを解除
現在付加している全てのロックマークを取り消します.
§一覧からランチ
ヒストリをダブルクリックすると,そのままランチできます.
(ただし実行可能なヒストリのみ)
§ドラッグ&ドロップ
一覧をドラッグ&ドロップで順番を変更できます.ヒストリ呼び出しは,一覧の上方にあるヒストリを先に表示します.ドラッグ中に一覧の上下の端にカーソルが来ると,一覧は自動的にスクロールします.
ファインダーからファイルを一覧にドラッグ&ドロップすると,ヒストリに追加できます.ただしヒストリに空が無い場合は追加しません.ファインダーからドラッグ&ドロップで登録したファイルは,ロック状態で登録します.
◆TIP
§エイリアスを使った便利な使い方
JJCommander とエイリアスファイルを使った便利な使い方を説明します.
よく使うプログラムや書類のエイリアスを作成し,なるべく短く覚えやすい名前に変更します.例えば JJWorks なら,jj といった短い名前です.
こうしておくと,エイリアスで変更した,短いファイル名を入力することにより,目的のファイルを開いたり起動したりできます.先の例なら jj と入力するだけで JJWorks を起動できます.
あまりエイリアスを煩雑に作るのが嫌な場合は,作ったエイリアスを1つのフォルダにまとめます.このエイリアスを入れたフォルダは,検索経路にあるボリュームであれば,何処に置いても構いません.
※補足:エイリアスの作り方
エイリアスを作りたいファイルをクリックし選択します.ファインダーの「ファイル」メニューの「エイリアスを作る」を選択するとエイリアスができます.作成したエイリアスは名前を変更しても,フォルダを変更しても,正しく実態を指し示しています.
§ヒストリを使った便利な使い方
とりあえず何か1つランチし,ヒストリのメンテナンスが利用できるようにします.
次に,ドラッグ&ドロップを利用して,頻繁に使うファイルを片っ端からヒストリに登録していきます.このときに,ファイル名が漢字だとタイプが面倒なので,漢字の場合はエイリアスを作って,わかりやすい英字のファイル名に変更したものを登録すると便利です.
ヒストリを使うときに,最初の何文字かを入力して TAB すると,入力した文字に前方一致するヒストリのみを表示します.以外と1文字だけ(a とか b とか)入力しても数回の TAB で,目的のファイルが見つかるものです.試してみて下さい.入力する文字は,英大文字小文字どちらでも構いません.
§万が一のために
JJCommander の各種設定データは,「システム」フォルダの「初期設定」フォルダの「JJCommander Preferences」に自動的に保存しています.もし何かのトラブルでこのファイルが壊れてしまうと,折角構築した便利な環境がなくなってしまいます.
「JJCommander Preferences」を別のフォルダへ保存しておけば,トラブルの時の復旧が迅速に行えます.ヒストリの記憶が十分便利になったら,このファイルを保存することをお勧めします.
万が一ヒストリ等が壊れて JJCommander の動作がおかしくなったら,この保存した「JJCommander Preferences」を「システム」フォルダの「初期設定」フォルダへコピーしてみて下さい.
(必ず JJCommander を終了した状態でコピーして下さい)
◆ひとり言
以前から小ぶりなランチャーを作ってみたくて,試作でいくつか作ったんだけど,なんだか既存の物(アイコン形式のやつ)と似ちゃうし,なんかつまんないんですね.そんで,最近はOS2のプログラムを仕事でやってて,こいつも一応GUIなんだけど,あまり良いインターフェースじゃないんで,圧倒的にコマンドプロンプトの方が便利なんですよこれが(笑).そこでハタと気が付いて「そっか Macintosh ってコマンドプロンプトってないよな??」そんじゃコマンドで起動するランチャーでも作ろうか... ってんで出来たのが JJCommander なんです.
そのうち「コマンドまたはファイル名が違います」とかメッセージが出るようになったら笑ってやって下さい ;P
E-Mail:GFE00501@nifty.ne.jp
(c)Copyright 1998 by HIRO.